【さいたま】トステムビバ(埼玉県上尾市、豆成勝博社長、048・773・3815)は、製造業向け間接材調達物(MRO)のインターネット販売を始める。中・小規模の工場を主な対象に、専門的な機械工具や部品、保護具、梱包資材、雑貨などの備品や消耗品約35万点を販売する。10月1日に関東エリアからサービスを開始し、1年後をめどに全国展開する。3年後には年間60億円の売り上げを目指す。
トステムビバはINAXトステムグループの国内60工場、3000事業所で使う備品や消耗品などの間接材の集中購買を担当し、グループ内イントラネットを利用した受発注体制や電子決済などのシステムを持つ。
今回、このインフラを生かしてインターネット上にウェブサイト(www.evivashop.com)を開設し、中小企業の工場向けにMRO販売を展開する。
工場や事業所の利便性を追求し、注文から支払いまでの業務を一元管理できる機能や、納品日ベースの請求、在庫品(約1万点)は15時までの注文なら翌日配達するなど、間接材調達の低価格化と簡素化を提供する。
アスクルなどに代表されるオフィス関連用品のカタログやネットでの販売は一般化しつつあるが、工場向け消耗品販売はアイテム数が多いうえ、不定期で少量・多頻度の調達のため、標準化やシステム化が難しい。
納入業者は品目によって細分化されており、多くの中・小規模の工場は地元の中小・零細企業から購入しているのが実情だ。中小工場は発注ボリュームがないため価格交渉がしづらく、購入する社員が自分の業務を中断しなければならないなど、非効率な面が残されていた。
同社は関東以北を中心にホームセンターを展開。同グループ内唯一の流通業であることから、備品・消耗品の集中購買を担当し、間接材調達経費の圧縮に努めていた。 |